新型コロナウイルス 話題のエアロゾル感染ってなに?【医療観点からお話します】

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新型コロナウイルスが猛威を振るう現在、このウイルスの特性について色々な憶測がとんでいます。


2020年2月19日、中国国家衛生健康委員会【新型コロナウイルスはエアロゾル感染する可能性がある】と発表。



それに対して日本政府は【証拠がない】とコメントしています。



一体どっちが本当なんでしょうか?



そもそも、エアロゾル感染っていうのは何なのか?



わからない方も多いと思います。



そこで、本日は「医療における微生物学」の観点から、エアロゾル感染について解説します。

 

エアロゾルとは

煙

工場からでる煙

エアロゾルというのは空気中にただよっている小さな粒子のことを言います。

 

その成分は様々で、花粉のような固体だったり、霧のような液体だったりします。

 

エアロゾルと呼ばれるものの粒子の大きさは1ナノメートルから100マイクロメートルまでと様々で、その種類も多様です。

 

ナノメートル(nm):1ナノメートル=0.000001ミリメートル
マイクロメートル(μm):1マイクロメートル=0.001ミリメートル

 

 

環境汚染の原因物質と言われるアスベスト粒子やディーゼル粒子、重金属粒子なども含まれますし、花粉や薬剤、放射線粒子なんかもエアロゾルの一種です。

 

 

近年話題の『PM2.5(ピーエムニーテンゴ)』もエアロゾルの事を指しています。

PM2.5とは?

2.5マイクロメートル以下の粒子(エアロゾル)のことで、自然から発生するものと、人為的に作り出されるものがある。花粉や火山灰、光化学スモッグ、ディーゼル粒子など幅広いものがふくまれており、吸い込むことで健康被害を起こす物質として注目されている。

 

 

以上からわかるように、エアロゾルというのは医療や感染症分野だけでなく、様々な分野に関連している物質です。

 

 

『エアロゾル』と聞くと『悪いもの』というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、この技術を用いた病気の治療などもあり、医療現場では悪い意味でも良い意味でも注目されている物質です。

 

 

本日は医療分野でのエアロゾルに焦点をあて、エアロゾル感染について解説していきます。

 

 

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