新型コロナウイルスによるフィリピンの変化について【パナイ島編】

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人が居ない町中

2020年3月21日、私が住むパナイ島で1名の新型コロナウイルス感染者が出たと発表がありました。

 

フィリピンの首都のマニラがあるルソン島ではすでに多くの感染者がでており、外出禁止令やお店の営業停止など多くの変化が出ています。

 

ここパナイ島でも同様に日々変化が見られます。

 

当記事では私が住む都市『イロイロ市(パナイ島)』の変化についてお話します。

 

\この記事を読んで分かる事/

新型コロナウイルス感染症によるパナイ島の変化【政策措置、町の様子なそ】

パナイ島を含む西ビサヤ地方の感染者数【感染者数、死者数、発生地区など】

※当記事は時系列になっています。最新情報は最新日付を確認してください。

 

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フィリピンでの新型コロナウイルス感染症に対する措置

検疫

検疫強化!!!

 

フィリピンの新型コロナウイルス感染症に対する措置は日々変わっています。

 

マニラやセブなどの大都市ではすでに外出禁止令が出たり、国内間の移動が禁止されたりしています。

 

 

詳しくはフィリピン政府のFacebookか、政府が運営する新型コロナウイルス専用ページで確認が可能です。

 

 

入出国制限については別途こちらの記事でお知らせしています。

→フィリピンの入出国制限について

 

 

現在は、【感染地区の閉鎖】や【人との接触を避ける措置】【環境の消毒】【個人の感染予防対策啓発活動】を中心に対策がとられています。

 

イロイロ市(パナイ島)の様子

ジョリビ―

ジョリビ―営業休止

 

フィリピン政府が最初の大きな政策を実行したのはフィリピンで初めて感染者が出た後の2020年2月初旬でした。

 

始めに行った政策は最初の感染国【中国湖北省からの訪問者】の入国禁止。

→フィリピンでの感染者数推移はこちら

 

その後、感染者数は落ち着きをみせていましたが、3月6日にフィリピンで初めての国内発生例が報告されてからというもの、日々政策に変化が見られています。

 

3月半ば頃からフィリピン全土で政策が厳しくなり、すべての学校は夏休み(※)を前に休校になりました。

 

※フィリピンの夏休みは4月~新学期が始まる6月まで
それ以降は学生の外出禁止令が出たり、ショッピングモールの閉鎖などが相次いでいます。

2020年3月13日

イロイロ市政府は学校の休校、地域イベントやマス(教会のお祈り)、高齢者や妊婦向けサービスなど人が集まる場所の行動を中止する措置をとりました。

 

これにより学生たちは学校イベント等の実施を前に休校に入りました。

 

また、同日に缶詰やトイレットペーパーなどの買い占めを予防するための措置を各スーパーマーケットで実施するよう指示をしていました(この頃、すでにマスクや消毒用アルコールは買い占めのため、市場にありませんでした)。

 

↓写真は3月11日の様子。次の日にはアルコール消毒液は市場から消えました。

アルコール

アルコール消毒液の買い占め

 

2020年3月15日

海からの入国を禁止する措置が取られました。

 

フィリピン政府がマニラにとった措置にならった形でイロイロ市も措置をとっています。

 

【概要】

イロイロ市内の海を旅する人々の侵入を一時停止および禁止。

マニラ首都圏(およびその都市)、フェリーボートのポートを経由するバタンガス海港およびイロイロしに入国する前にWHOによって特定された120過酷から来た人は2020年3月16日~2020年4月14日までイロイロ市に入れない。

 

 

市の決定を受け、学校やショッピングモールでは、敷地に入る前の熱チェック&手指消毒の徹底を始めました。

 

 

2020年3月16日

この頃から、イロイロ市の港から出航している船の出航中止の案内や、イベントの中止案内などが相次ぎます。

 

↑これはフィリピンで有名なギャンブル【闘鶏】の中止案内です。

 

→フィリピンの闘鶏について

 

娯楽を含めたイベント、ショッピングモールの営業時間などはすべて市や国が決めた決まりに従って中止・短縮されています。

 

市が環境消毒用の機械を購入しました…というお知らせも。

 

多くの案内が毎日飛び交って、市民の緊張感もだんだん高まってきます。

 

 

イロイロ市の空港もすべての便を欠航しました。

 

これにより、パナイ島は閉鎖された状態になりました(隣接する一部の島:ギマラスを除く)。

 

【概要】

フィリピン政府が国をCORD RED ALART LEVEL 2(コードレッドアラート レベル2)に設定したため、すべての空路・海路を遮断することでフィリピン国内での新型コロナウイルス拡散防止に努める。

 

2020年3月17日

 

2020年3月18日~ショッピングモールの営業時間を午前11時~午後7時までとする決まりが公開されました。しかし、この後多くのショッピングモールが営業休止を発表することになります。

 

2020年3月18日

食品などの必要物資の調達に関して監視をしているという知らせと共に、アルコール消毒液やマスクなどの高価転売の問題について、適正価格で販売しなかった場合の罰金制度の発表がありました。

 

 

パブリック市場の営業時間は朝5時~午後6時までとする案内がありました(通常は朝の2時くらいから開いています)。

 

 

新型コロナウイルス感染症の疑いで監視下に置かれている人の人数が増えていることをうけて、新型コロナウイルス感染症のテストキットの輸送をフィリピン陸軍や保健省に申請したとの報告がありました。

 

この時点まで、イロイロ市では新型コロナウイルス感染症の検査が行えない状態でした。

 

2020年3月19日

イロイロ市で一番大きなショッピングモールの閉鎖を受け、のちに様々なショッピングモールが閉鎖します。

 

食品や日用品を扱うスーパーマーケットは営業時間を決めて営業中です。

 

2020年3月20日

 

市民の憩いの場であるエスプラナードやプラザ(公園)の閉鎖が決まりました。

→エスプラナードとは

 

2020年3月21日

FDAで承認された韓国製の新型コロナウイルス感染症テストキットが入手可能になったことの報告がありました。

 

FDA:アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称。食品や医薬品などの承認審査を行う組織であり、アメリカでの医薬品販売前にはこの機関の承認が必要になる。

これによってパナイ島でも新型コロナウイルス感染症検査が可能になり、のちの21日に陽性者が報告されることになります。

 

 

市内にある主要ポイントでの検疫が始まりました。

 

市内のジプニー(バスのような交通手段)は停止され、決まったバスのみの運航になりました。

 

2020年3月21日

救援物資や食べ物などを渡す際、人と距離をとるようにしているという案内です。

 

実際に3月17日から、店内に入店する人のコントロールが始まりました。

 

レジ前では1メートルほど離れて並ぶ、飲食店では1メートル以上離れて座る…などの措置が取られていました。

距離感

距離をとるための目印

 

他にも、お釣りを渡すためのトレーを使用し始めたりちょっとした変化も見られ、危機感が高まりました。

おつり

現在では、マスク着用なしでの入店を断るお店もあるようです。

 

 

同日にパナイ島(イロイロ市)で初の新型コロナウイルス感染者が報告されました。

 

 

西ビサヤ地方での発生は2例目です。

1例目(267例目/フィリピン全土):56歳男性(2020年2月29日までUKに渡航歴あり):Bacolod
2例目(284例目/フィリピン全土):65歳男性(渡航・暴露歴なし):Iloilo
メディカルシティ・イロイロに入院中

 

→西ビサヤ地方の保健省Facebookページ

 

3月22日から夜8時以降のタクシーとトライシクルの営業停止が発表されました。

 

2020年3月22日

検疫の強化【検疫パスの配布開始】についてのお知らせが発表されました。

 

【概要】

基本的な必需品を購入/アクセスするために家を出る必要がある人に検疫パスを配布するために家を訪問している。

市政府は、強化されたコミュニティ検疫中に、1世帯につき1人のみが家を出ることができると土曜日に発表。

 

※現在のところ、一部のバランガイ(感染者発生地区など)で実施されているようです。

 

2020年3月23日

新型コロナウイルス感染症の感染監視下に置かれている人の人数とエリアの発表がありました。

 

 

イロイロ市全域では夜8時~朝5時までの外出禁止令のパトロールと検疫強化における新型コロナウイルス感染症予防措置がとられます。

 

2020年3月24日

パナイ島で2名の新規感染者の報告がありました。

 

3例目:61歳女性(マニラに渡航):Iloilo
4例目:45歳男性(マニラに渡航):Capiz
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