フィリピンのお葬式に参列しました お葬式事情をレポートします

葬儀に使用された教会フィリピン情報
教会では冠婚葬祭すべてが行われています。

昨日はフィリピンのお葬式に参列してきたLumpia(るんぴあ)です。もちろん日本とは全く違う方法で執り行われていました。

今回お亡くなりになった方のご冥福をお祈りしながら、様子を少しだけご紹介します。

スポンサーリンク

葬儀のしきたりってあるの?

もし、あなたがフィリピン式葬儀に参列するとき。

服装は? 御霊前は? なんて言葉をかければいい?

実際に日本と同じではないその状況に戸惑うと思います。Lumpia(るんぴあ)が葬儀に参加したのは実はこれが2回目。お2人とも85歳越えの大往生を遂げられた人生の大先輩方です。

もちろん悲しんでいる家族を見るのは胸が痛みます。しかし、ここでは亡くなられた方の旅立ちを皆で健やかな心をもって見送るんですよ。

エンバーミング

エンバーミング/embalming(遺体衛生保全):ご遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法のこと。

日本ではご遺体をできるだけ自然な状態で保つ、ドライアイスを使用する方法が一般的です。(最近はアメリカ式エンバーミングもオススメされているようですね…)

フィリピンでは、アメリカ式エンバーミングが主流です。

アメリカ式というのは、ご遺体の血液などを抜いたあと、防腐剤(ホルマリンなど)を注入すること。そうすることで、保冷剤なしでご遺体の長期保存が可能になるんです。その後、エンジェルメイクや髪染めなどを行います。

エンバーミングが済んだご遺体は棺に沢山のお花と共に横たわり、ご自宅に帰ります。

お通夜(Wake)

お通夜は自宅で執り行われます。

フィリピンのお通夜期間はとても長いです。親族の中には海外に働きに出ている人もいるので、その人が帰って来るまでお葬式はしません。亡くなられた方の大切な人々(親族、友人や仕事仲間など)全員がお通夜に参列するまで葬儀は行わないんです。最期のこの時に、もう一度一人ひとりに会って、皆で昔の思い出話をしたり、お食事をしたりして思い思いの時を共に過ごします。

日本の場合は大体亡くなられてから1週間ほどで葬儀が行われますが、こちらでは最長1ヶ月後なんて話も聞きます。その間、日本でも行う「寝ずの晩」のようなしきたりもあるそう。親族が交代して夜もご遺体を見守ります。

参列する際の服装は基本的に自由です。赤い色の洋服は血を連想するのでNGです(お葬式でも同様)。

 

英語でのお悔やみはどう伝えればいい?

「お悔やみ申し上げます」という意味を含む例文をご紹介します。

I’m sorry for your loss.(アイムソーリフォーユアロス)

I’m sorry は「ごめんなさい」というイメージが強いですが、「気の毒に思います」といった同情などのニュアンスも伝えることが出来るんです。

 

Please accept my deepest condolences.

(プリーズアクセプト マイディーペスト コンドレンシス)

condolencesは「お悔やみ」を意味する名詞です。deepest は「深い」。「心の底からお悔やみしています」という表現。

お金にまつわるあれこれ

お通夜の御霊前やお花代…一体どうすればいいの?というのがLumpia(るんぴあ)が最初に心配したポイントでした。

結論としては、そういったお金の直接的な受け渡しはありません。

その代わり、皆で夜な夜なギャンブルをします。麻雀やビンゴ、カードゲームなど。そこで賭けたお金、集まったお金を御霊前の代わりとして故人様のご家族に納めます。その期間、喪主はコーヒーやご飯などを参列者にふるまいます。Lumpia(るんぴあ)もお通夜に参列し、一晩ギャンブルをして過ごしました。

ビンゴゲーム

ビンゴゲーム。フィリピンの人はギャンブル好きが多いです。

↑ビンゴ。読まれた数字にコーンを置いていく。一番最初に2つラインが揃った人が勝ち!

お通夜から自宅に帰る際は、直接自宅に帰らず、どこか別の場所に寄ってから帰るのも、ここの風習です(お清めの意味がある)。

お葬式(Funeral)

故人様と知人の面会が一通り済んだら、お葬式を執り行います。式は教会で行われます。

まず、自宅から教会までの道のりを音楽隊の先導のもと、棺を乗せた車と参列者がパレードします。教会に到着したら、葬儀のMass(マス/もしくはミサ)が始まります。皆で亡くなった方の旅立ちをお祈りします。

その後、先程と同様に音楽隊が先導しながら亡くなった方の棺を墓地まで運びます。参列者も棺の後ろを歩いて一緒に墓地に向かいます。歩けない場所(車通りの多い道など)では、車やオートバイにのって棺の後ろを走ります。

お葬式パレード

お葬式で行うパレードの様子。

↑車の前を歩いているの人たちが楽器で演奏し、棺の車(写真の白い車)の後ろを追うように皆でゆっくり歩いてパレードします。大通りの時は先導の車が音楽を爆音で流してみんなで車でパレードします。フィリピンを訪れたら目にすることもあるかもしれません。

カトリックでは昔、火葬は非宗教的行為だったということもあってかフィリピンでは土葬一般的です(カトリックでも現在では、規定を設けて火葬も受け入れられている)。墓地でも家族が歌を歌ったり、儀式があったりします。すべてが終わった後に、惜しまれながら土葬されます。土の下に棺を埋めるアメリカ式土葬と、用意された石やコンクリート製のおおきなお墓に埋葬されるフィリピン式の方法があります。

フィリピンのお墓の様子

フィリピンのお墓。土葬が一般的です。

↑フィリピンの墓地の様子。家庭によってはお墓の上に違う家族のお墓を積み重ねていくので、建物のように高くなります。

棺がお墓に入れられた後、参列者は故人様のお宅に戻ります。

家に入るまえに柑橘類の葉が入ったお水で手を洗ってからお宅にお邪魔します。

ミカンの葉とお水

葬儀後のお清めに使用します。

↑日本でいったらお清め塩みたいな役割を持っているみたい。

今回は昼間の葬儀だったので参列者にご飯が振る舞われました(時間によってお返し物は違うようです)。

日本とは違い、皆で「できるだけ明るく亡くなった方を見送ろう」という雰囲気お通夜やお葬式でも皆でワイワイしていました。とてもフィリピンらしいな、と思う式でした。

今回亡くなられた方のご冥福を心より申し上げます。

My deepest sympathy.

Lumpia(るんぴあ)

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 に参加しています。ポチ☆っとしていただけると嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!また遊びに来てくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました