フィリピン結婚式とその伝統について ダンスをすると〇〇が寄ってくる⁉

教会のステンドグラスフィリピン情報
教会のステンドグラス

本日はフィリピンの結婚式についてお話します。Lumpia(るんぴあ)は今までに数回、フィリピンの結婚式に参列させて頂きました。何度見ても、結婚式っていいものですよね!そこに居るだけでとっても幸せな気分になれちゃいます!!

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フィリピン結婚式はどこで行う?

フィリピンは、国民の8割はカトリック教徒というカトリック大国です。その為、多くの結婚式は教会で開かれます。しかし、実は他にもcivil wedding(シビルウエディング:民事婚)と呼ばれる結婚式があるんです。こちらは、通常弁護士や市長の立ち会いのもと事務所で行われます。

教会

結婚式が開かれる教会(例)

教会は人前式スタイル

教会で結婚式を行う場合、新郎新婦は「同じ宗教であること」が前提となります。

カトリックといっても様々な種類があるようで、教会式を行う場合、新郎新婦がどちらか一方の宗教に変えないといけない…という問題が発生するようです。そのため、宗教婚とも呼ばれています。

教会で結婚式を行う場合はpriest(プリスト:カトリックの聖職者)と多くの人の前で結婚を誓う儀式が行われます。

civil wedding(民事婚)は法律婚

対して、シビルウエディングは法律的な結婚です。異なる宗教間の結婚はこちらで執り行われます。

公務員(証人)のもと行われる法律的な結婚で、書類を書いて受理されると結婚が成立します。日本で言うところの、「婚姻届」ですね。

教会式よりお金もかからないので、フィリピンでは人気の結婚式です。

宗教が異なるカップルだけでなく、経済的に教会式が行えない(または行いたくない)カップル、その他諸事情があるカップルはこちらで結婚式を済ませます。

諸事情というのはカップルによって様々あると思いますが、その一つにフィリピン独特の迷信からなるものがあります。

それは、「親族内で同じ年に2度以上の結婚式をあげてはいけない」というもの。例えば、結婚を望むカップルのお兄ちゃんが2019年に結婚した場合、その兄弟はその年に結婚してはいけないんです。もし結婚した場合、悪いことが起きる…と信じられています。

そのため、待っている間に子供が出来て、子供のバプティズム(名前を付ける儀式)までに入籍したい!教会式を準備している時間やお金がない!など急いでいるカップルはこちらの方法を選んだりします。

フィリピンでは結婚前の妊娠、出産は珍しくありません。しかし、信仰深い人々はカトリックの教えに反するということもあり罪の意識をもつ妊婦さんも居ます。

フィリピンの教会式に行ってきた

Lumpia(るんぴあ)が今までに招待された式は、すべてが教会式でした。ここからは教会式の様子とフィリピン特有の伝統についてお話します。

結婚式に招待されたら

結婚式に招待されたら、日本であればフォーマルな服で参加し、ご祝儀を用意して行きますよね。フィリピンの場合はどうなんでしょうか?

服装

フィリピン結婚式では日本ほどドレスコードが厳しくなく、スーツやドレスでなくても大丈夫なんです。基本的に、現地ではサンデードレス(日曜日のマスというお祈りに参加する格好)と言われているんですが、そう言われてもピンときませんよね(笑)。

サンデードレスというのは、男性は襟付のシャツにロングパンツ、女性は露出の少ない格好といった感じ。足元はサンダルなどは避けてスニーカーやフラットシューズなど、足を覆うタイプの履物が良いとされています。

結婚式で真っ赤な服や全身黒というファッションは見ません(ドレスコードが赤、黒の場合を除く)。全身黒はこちらではお葬式ファッションを意味します。フォーマルカラーではありますが、シャツは違う色でパンツだけ黒…とかにした方がいいです。不安であれば、白シャツに黒パンツスタイルが間違いないです。

フィリピンではスーツを着る習慣がない(就職活動中でも)なので、着ている参列者は珍しいかも…

しかしながら、もしも新郎新婦側からドレスコードを指定されたなら(だいたいが色の指定)、そちらに協力してあげてくださいね!ドレスはレンタルできるお店がたくさんあるので、現地の人に聞いてみてください。

ご祝儀

フィリピンの結婚式ではご祝儀は必要ありません。人によってはギフトを用意してカップルに送る人も居ますが、とても仲の良い友人であったり、親族が多い印象です。何かを送らなくてはならない、という決まりはありません。

新婚夫婦へのギフトとして人気の商品は、新生活で使えるお皿やお鍋などの日用品です。中には新婚旅行(フィリピンのリゾート)なんていうのもあるらしい…。

結婚式の流れ

結婚式は教会での人前式、披露宴という流れで行われます(教会式の場合)。

新郎新婦は結婚式当日、式が始まる前に会うことが出来ません。

式が始まると、最初に新郎が教会に入り、新婦を待ちます。その後、教会の扉が開き、ウエディングドレスをまとった新婦が現れます。多くの新郎は、この場面で感動して泣いています。

その後、祭壇前まで2人で進み、聖職者によって式が進められます。

祭壇の前

祭壇の前で結婚を誓うふたり

式の間、様々な儀式が行われますが、その間、数人の選ばれたブライズメイドとアッシャーが新郎新婦をサポートします。
ブライズメイドは新婦側の友人や親族から選ばれる『新婦のサポート役』アッシャー(グルームズマン)は新郎側の友人や親族から選ばれる『新郎のサポート役』の事を言います。その他にも、リングボーイ(ガール)、フラワーガールなど、子供のサポーター役も居ます。

式の最中、サポーターたちによって新郎と新婦は同じベールで被われ、その上から白い輪っか状のコードをかけられます。カップルはベールと輪っかで囲まれます。

ベールで被われる新郎新婦

ベールで被われる新郎新婦

これは『コード&ベールセレモニー』というカトリック独特のお祈りで、二人が神のご加護のもと幸せな家庭を築けるように…といった趣旨の風習です。

結婚式の様子

新郎新婦とブライズメイド、アッシャーたち

通常、結婚式ではテーマカラーが決まっていて、新郎新婦のサポーターたち(ブライズメイド、アッシャー、親族など)はテーマカラーのドレスを着ます。上の写真の結婚式では、女性のドレスコードはピンクで、男性はフィリピン伝統の正装『バロン』でした(※この時はサポーターのみで、その他の招待客のドレスコードはとくにありませんでした)。

バロン タガログ(Barong Tagalog):バロン(正式名称はバロンタガログ)はフィリピンの男性用民族衣装で、パイナップルの繊維やバナナの葉の繊維でつくられた服です。透け感があり、様々な色のバロンがありますが、白いものがフォーマルでよく用いられます。透けるので下には白Tシャツを着るのが一般的。

披露宴

披露宴では招待客にご飯が振る舞われます。フィリピンのフェスタなどでもお馴染みのブッフェスタイル。新郎新婦のビデオが放映されたり、カラオケマシーンを用意していたりもします。

それ以外にも、親族・友人からのお祝いの言葉や、ケーキカットからのファーストバイト、ガータートス、ブーケトスなど、様々な催し物が用意されています。新郎新婦からの言葉ももちろんありますよ!

ファーストバイト:ケーキ入刀後に行われる、ケーキの食べさせ合いのこと。これから始まる2人の共同生活で、お互いに支え合い食べ物に困らないようにしますという誓いが込められている。
ガータートス:新婦が太ももに着けているガーターを、新郎がドレスに潜り込んで口をつかって外します。そのあと、未婚男性の集団の中に投げるという催し物。ガーターを受け取った人が次に結婚できると信じられています。男性版、ブーケトスのようなもの。
ブーケトス:新婦が持っているウエディングブーケを未婚女性の集団に投げ入れる催し物。ブーケを受け取った人が次に結婚できると信じられています。

フィリピン独特の〇〇とは?

様々な催し物があるなかで、フィリピン伝統のイベントがあります。それはファーストダンス。新郎と新婦がみんなの前で踊るんですが…

ドレスとお金

ドレスにお金をくっつける!?

新郎新婦が踊りだすと、招待客がわらわらと寄って来て、ドレスやスーツにお金をくっつけていくんです!ご祝儀みたいな感じかな?!ピン(手芸用の待ち針)でお金をドレスにくっつけます。

こちらも強制ではなく、あげたい人があげるといったスタイル。親族などがお金をあげることが多いです(友人はお金の代わりにプレゼントをあげることが多い)。前もってポチ袋に入れてくる人もいます(写真の赤い袋はフィリピンでよく使われる中国の旧正月用ポチ袋)。

最後に

いかがでしたか?

フィリピンの結婚式ではこんなかんじで、時間いっぱい皆でワイワイします。家で結婚披露パーティーをする場合はエンドレスで飲んだり歌ったりが続きます(笑)。今回、他国の結婚式に参加できて、とても素敵な経験ができました。他の国はどうなんだろうな~!?興味は尽きません。

日本でも洋風の結婚式が主流になってきましたが、日本独特の伝統結婚式、これからも大事に受け継いでいってほしいな~!そして世界の人々にも知ってほしい!!と思ったLumpia(るんぴあ)でした。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!また遊びに来てくださいね!

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