新型コロナウイルス関連 フィリピンの最新情報【パンデミック宣言後の様子】

フィリピン感染症・医療情報

3月11日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長がついに『新型コロナウイルス感染症はパンデミックである』と述べました。

 

これを踏まえて、WHOはホームページに【新型コロナウイルス関連】の特設ページを開設。

 

 

翌日12日のテドロス事務局長の挨拶はこんな感じで始まりました。

 

WHO Director-General’s opening remarks at the Mission briefing on COVID-19 – 12 March 2020

Excellencies, dear colleagues and friends,First of all, I would like to say good morning.

As you know, yesterday I said that that the global COVID-19 outbreak can now be described as a pandemic.This is not a decision we took lightly.We have made this assessment for two main reasons: first, because of the speed and scale of transmission.Almost 125,000 cases have now been reported to WHO, from 118 countries and territories. In the past two weeks, the number of cases reported outside China has increased almost 13-fold, and the number of affected countries has almost tripled.The second reason is that despite our frequent warnings, we are deeply concerned that some countries are not approaching this threat with the level of political commitment needed to control it.…
(以下グーグル翻訳)
COVID-19-2020年3月12日のミッション説明会でのWHO事務局長の開会挨拶 2020年3月12日閣下、親愛なる同僚や友人、 まず、おはようございます。 ご存知のように、昨日、グローバルなCOVID-19の発生はパンデミックとして説明できると述べました。 これは私たちが軽く行った決定ではありません。 この評価を行った主な理由は2つあります。1つ目は、伝送の速度と規模のためです。 現在、118の国と地域から約125,000の症例がWHOに報告されています。過去2週間で、中国以外で報告された症例数はほぼ13倍に増加し、影響を受ける国の数はほぼ3倍になりました。 第二の理由は、頻繁な警告にもかかわらず、一部の国が、この脅威を制御するために必要な政治的コミットメントのレベルでこの脅威に近づいていないことを深く懸念していることです。

出典:WHOホームページ(一部抜粋)

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→WHOのホームページ(新型コロナウイルス関連)はこちら

 

ご存じの方も多いと思いますが、パンデミック』というのは、『感染症の世界的大流行』を指す言葉です。

 

今回パンデミック宣言に至った経緯には、急激に流行し患者数が増えたこと以外にも理由があります。

 

現在、最初の流行地である中国では患者発生数が緩やかになりつつありますが、他国では増え続けています。

 

これを踏まえ『各国で流行が阻止できたから、感染症の封じ込めに成功した』と安心してしまうのは間違っており、

 

各国で行う新型コロナウイルス感染対策』を『すべての国で同じように行えるか』が新型コロナウイルス感染拡大阻止のカギになる

 

…という認識を促すための【パンデミック宣言】であると主張しています。

 

小さなくくり(地域や国のひとつひとつ)で考えず、世界全体で感染対策を行う必要がある、という事です。

 

これを受け、世界各国では入国制限の強化や、ショッピングモールの閉鎖など、続々と対策を実行に移し始めました。

フィリピンでの様子や最新情報については下記事より引き継ぎ、こちらでお知らせしていきます。

フィリピン新型コロナウイルス関連情報【2020年1月21日~3月11日】
フィリピンでの新型コロナウイルス発生状況をまとめました。最新情報は随時こちらで更新していきます。渡航前には必ず確認をお願いします。続きの最新情報は当記事一番最後のリンクより飛べます。

 

\この記事を読んで分かる事/

フィリピンでの新型コロナウイルス感染症発生状況【新規感染者数、回復者数、死者数】

フィリピンの政策の移り変わり【水際対策、町の様子など】

※この記事は時系列になっています。最新情報は最新日付より確認してください。

フィリピンでの新型コロナウイルス関連情報(2020年3月11日以降)

バイオハザード

フィリピン国内で3月6日以降感染者が急増し始めました。

こちらの情報は『フィリピン保健省』ホームページより抜粋しています。

⇒フィリピン保健省【新型コロナウイルス関連ページ】

⇒フィリピン保健省のFacebookページ

2020年3月11日【新たに16例の新型コロナウイルス陽性者追加報告】

フィリピン保健省は新たに16名の新規新型コロナウイルス感染陽性者が出たと発表しました。

 

これでフィリピンで発生した新型コロナウイルス感染者の数は49名になりました。

 

ホームページ上での詳細情報公開より先に、Facebookページで発表がありました。

今回発生している新型コロナウイルス感染者の一部は、日本のダイアモンドプリンセスクルーズ船からの帰国者です。

 

ダイアモンドプリンセスクルーズ船に乗船していたフィリピン人は445人で、そのうち442人(437名の乗組員と5名の乗客)が返還されました。

 

彼らは全員、新型コロナウイルスの検査を受け、445人のうちの2人は症状があったためすぐに入院、この2人と濃厚接触がある人々は14日間の自宅検疫を受け、その後も保健所に監視されています。

 

残りの帰国者もニュークラーク市に残り、検査結果待ちだということです。

 

保健省はこのうちの数名は新型コロナウイルス感染が陽性になるとみていて、引き続き監視するということです。

 

11日に新たに検査陽性が報告された人の詳細は以下の通りです。

 

34例目:72歳フィリピン人男性(海外渡航・暴露歴なし)(35例目の夫)

35例目:67歳フィリピン人女性(海外渡航・暴露歴なし)(34例目の妻)

36例目:53歳フィリピン人男性(海外渡航・暴露歴なし)

37例目:88歳フィリピン人女性(海外渡航・暴露歴なし)

38例目:29歳フィリピン人男性(暴露歴あり)

39例目:64歳フィリピン人男性(Greenhillsに行った)

40例目:54歳フィリピン人男性(海外渡航・暴露歴なし)

41例目:75歳フィリピン人女性(海外渡航:USA)

42例目:51歳フィリピン人男性(海外渡航:台北、台湾)

43例目:47歳フィリピン人男性(暴露歴あり)(妻が12例目の姉妹)

44例目:70歳フィリピン人女性(海外渡航・暴露歴なし)

45例目:27歳フィリピン人男性(暴露歴あり)

46例目:66歳フィリピン人女性(海外渡航・暴露歴なし)

47例目:53歳フィリピン人男性(暴露の有無未定)

48例目:57歳フィリピン人男性(暴露歴あり)

49例目:72歳フィリピン人男性(海外渡航・暴露歴なし)

 

2020年3月11日のようす

感染者の急増を受け、首都のマニラ(流行地)以外の各地では学校の休校が決まりました。

卒業式などについては6月に延期が決定されています。

 

2020年3月12日【1名の死亡、3名陽性者追加が報告された】

35例目の患者が死亡が伝えられました。

 

この患者は基礎疾患を持つ患者であったこと、2月29日から症状が出て3月5日からマニラの病院にご主人と共に入院していたことなどの報告がありました。

 

これに伴い、基礎疾患を持つ人や60歳以上の高齢者はリスクが高いこと、咳エチケットなどの感染対策の強化を呼びかけました。

 

 

この症例を含めて、フィリピンでの新型コロナウイルス感染者の死亡は2例目となりました(1例目は中国人患者)。

 

 

そして本日12日、新たに3名の新型コロナウイルス陽性者が報告されました。

 

50例目:69歳フィリピン人女性(海外渡航・暴露歴なし)

51例目:26歳フィリピン人男性(海外渡航・暴露歴なし)

52例目:79歳フィリピン人女性(海外渡航:UK)

 

現段階での新型コロナウイルス感染者の発生地域はマニラを中心とするルソン島、セブの隣の島のネグロス島です。

 

※12日夜に、フィリピン政府は首都マニラの封鎖(3月15日~4月14日:1か月)を決定、報告しました。これにより国内線の飛行機および国内船、陸路交通は1か月間ストップします。
⇒詳しくはこちら

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