フィリピンの薬局で手に入る薬や商品について

蚊取り線香留学準備
フィリピンの蚊取り線香

前回は、日本から持ってきた常備薬についてお話しましたが、今回はフィリピンで買える医薬品について紹介します。こちらで手に入る医薬品を知ることで、留学や旅行前の心配が少しでも減ればいいな~…と思っています。

フィリピンで医薬品を買う前に・・・

フィリピンの医薬品を買う前に、一つ知っておいてほしい事があります。

それは、フィリピンの薬は日本の市販薬より効き目が強い、そしてサイズが大きい(飲みづらい)事です。大人用の薬では、顆粒(粉)の薬は主流ではありません。副作用が出る方もいるかもしれません。体質によるので、不安な方は体に合った薬を絶対に持ってきて下さいね。

お薬の買い方

一部の薬を除いては、医師の処方箋なしで薬局で購入できます。抗生物質は医師の処方箋が必要になります。店頭のスタッフに症状を伝えると、お勧めの薬を用意してくれます。

薬局はショッピングモールやスーパーマーケットには必ずありますし、病院の近くにも沢山あります。物によってはスーパーマーケットの一画に売っていたりもします(メジャーな風邪薬)。

通常薬は1錠売りなので、必要な日数分を伝えてください。Lumpia(るんぴあ)はだいたい1日3錠の薬なら7日分(21錠)購入します。解熱剤(鎮痛剤)の場合はこれよりも少なめに購入し、家には常に3錠ほどストックしておいています。

フィリピンにある薬

風邪薬

総合風邪薬もありますが、基本的には日本の病院で処方されているような単品の薬が主流です。例えば、鼻水や痰切りにはカルボシステイン、アレルギーにはセチリジン…といった感じです。日本の病院で処方されている薬を、処方箋なしで薬局で買うといった感覚。子供用はシロップが主流となってます。あなたが日本で処方されて問題なかった薬の名前と量を、留学前に「お薬手帳」などで確認しておく事をおススメします。

実際に何の薬を買えばいいか分からないと思いますが、薬局で薬剤師に症状を伝えたら教えてくれますまた、語学学校の先生の中には実は看護師、という人も多いので、何の薬がいいか?など…相談してみてください。

参考までに、Lumpia(るんぴあ)が風邪をひいた際に使用している薬を載せておきます。使用前に成分をチェックし、自分の体に合わないものがあれば使用を避けるようお願い致します。
※使用前は必ず説明書をよく読み、用法用量を守って服用しましょう。

BIOFUL(バイオフル)

バイオフル

BIOFUL(バイオフル)

総合風邪薬です。鼻づまりや咳などの風邪、発熱に対応したお薬。成分はPhenylephrine HCl(10mg)、Chlorphenamine Maleate(2mg)、Paracetamol(500mg)です。

大人または12歳以上の子供用。1カプセルを6時間毎(食後)、もしくは医師の指示に従って服用すること。

Phenylephrine HCl(フェニレフリン塩酸塩):血管収縮に働く成分。鼻粘膜などの充血や腫れをおさえるので、鼻づまりに効果がある。
Chlorphenamine Maleate(マレイン酸クロロフェニラミン):アレルギーの原因となるヒスタミンの働きを抑える薬。蕁麻疹や上気道炎に伴う鼻水、くしゃみ、咳などの治療に用いられる。
Paracetamol(パラセタモール=アセトアミノフェン):解熱、鎮痛剤。アセトアミノフェンが体に合わない人は使用しないでください。

Carbocistaine【Solmux】(カルボシステイン)

鼻づまり、たんなどに効くお薬です。成分はカルボシステイン。

カルボシステインカプセル

カルボシステインカプセル500㎎

●カルボシステイン500㎎カプセル
大人または12歳以上の子供用。1カプセルを8時間毎(食後)、もしくは医師の指示に従って服用すること。
カルボシステインシロップ

カルボシステインシロップ

●カルボシステインシロップ
12歳未満の子供用。箱に摂取量は記載されている(各年齢により異なる)。記載量を8時間毎(食後)、もしくは医師の指示に従って服用すること。
Carbocistaine(カルボシステイン):粘液をサラサラにする薬。たんや鼻水を出しやすくする。鼻づまりや上気道炎などに使用される。

Cetirizine【Allerkid】(セチリジンシロップ)

セチリジン

セチリジンシロップ

アレルギー症状各種(鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみなど)、鼻づまり、咳などの症状を改善する。年齢によって商品が違うので、購入の際は薬剤師に必ず年齢を伝えてください。成人用は普段買いませんが、多分売っていると思います。

Cetirizine(セチリジン):抗ヒスタミン薬のひとつ。

Loratadine【Claritin】10㎎タブレット(ロラタジン)

ロラタジン

ロラタジン

抗ヒスタミン作用により、アレルギー反応を抑える。鼻づまり、咳などの症状を改善する薬。大人は1日1錠(食後)、もしくは医師の指示に従って服用すること。

Loratadine(ロラタジン):抗ヒスタミン薬のひとつ。

鎮痛剤

鎮痛剤(痛み止め)は、ロキソニンはフィリピンでは見たことがありません。イブプロフェンやパラセタモール(アセトアミノヘン)が主流な感じです。ともに痛みを和らげる以外に、熱を下げる働きもあります。

Ibuprofen 400㎎カプセル(イブプロフェン)

イブプロフェン

イブプロフェンカプセル

●イブプロフェン 400㎎カプセル(大人用)

Lumpia(るんぴあ)は歯痛の際、医師に処方してもらったのですが、6時間おき1錠(痛みや熱があるとき)との指示でした。しかし、日本では200㎎(フィリピンの半量)が主流で、その場合1回1錠、1日2回までという用法が一般的のようです。

イブプロフェンシロップ

イブプロフェンシロップ

●イブプロフェンシロップ(子供用)

用法用量は箱に記載されています。年齢により異なるので、しっかりと読んでから使用してください。

Ibuprofen(イブプロフェン):非ステロイド系の消炎鎮痛剤の1種。

Paracetamol(パラセタモール)

パラセタモールシロップ

パラセタモールシロップ

●パラセタモールシロップ(子供用)

用法用量は箱に記載されています。年齢により異なるので、しっかりと読んでから使用してください。

パラセタモール

パラセタモール、イブプロフェンの合剤

●イブプロフェンパラセタモール

イブプロフェン200㎎、パラセタモール325㎎が合わさったカプセル。イブプロフェン400㎎より小さいサイズで飲みやすいです。大人または12歳以上の子供用で、1カプセルを6時間おきに服用(食後)もしくは医師の指示に従って服用すること。痛みや発熱があるときのみ使用する。

Paracetamol(パラセタモール):パラセタモールまたはアセトアミノヘンという。

胃薬

胃薬は、ありますがどっちかというと胃炎向けの薬といった印象です。食べすぎ、飲みすぎなど消化を助ける系のものは店頭では見当たらない…(もしかしたらあるかもしれませんが)

現地の人々は、胃もたれや吐き気などにはオイルを使っています。胃のあたりに塗ったり、匂いを嗅いだりして症状を和らげるものです。塗るオイルの量は数滴で大丈夫!沢山塗ると大変な事になるので気を付けて…(スース―、ヒリヒリする)!

店頭に並ぶオイル(胃に問題がある場合、筋肉痛など様々な用途で使用される)↓

オイル

スース―するオイル

中でもホワイトフラワー(上の写真の左側の白い箱)が人気です。

ホワイトフラワー

ホワイトフラワー

色々なメーカーのオイルがありますが、どれも主な用途は胃の不快感や鎮痛目的として(筋肉痛や肩こり、頭痛など)使用します。現地では頭痛、車酔い対策なんかによく使用されています。現地の人は誰かしらが必ず持ち歩いてる、そんな常備薬です。

日本で言ったら、ハッカ油みたいな感じのものかな~?ハッカ油って知ってますか?(笑)これからの時期に嬉しい風邪予防や、消臭効果、殺菌効果、虫よけ効果などさまざまな使い方ができるんですよ!北のかおり…体験してみてくださ~い(笑)!

整腸剤

整腸剤は…あるのかな?買った事がないので分かりませんが、ヤクルトはこちらにもあります(スーパーマーケット内に)。フィリピン人のお腹はヤクルトに守られている!…と言ってもいいほど、皆がよく飲むドリンクです。スーパーマーケットではよく売り切れています(一人1つまで!とかいう張り紙も見たことある・笑)。

ヤクルト

ヤクルト

私は、ビオフェルミンの顆粒を日本から持参しました。大人も子供も飲めるので助かるんです!しかも美味しい‼子供が味をしめて仮病腹痛つかってくるほど美味しいです(笑)!

下痢どめ

薬局の店頭ではみかけたことがありません。下痢になったときは、基本的に下痢どめで止めない方がいいです。脱水には気をつけて、出し切ったほうがよい。

なぜなら、下痢は異物を体の外に出そうとしているサインだから。といったわけで、Lumpia(るんぴあ)は日本から下痢どめを2瓶持ってきましたが、あまり使用してないです…。でも1瓶は持ってきた方がいいと思います。どうしても外出しなくてはいけない時には役に立ちます!

酔い止め

酔いどめはこちらにもあります(大人用、子供用共にチュアブルタイプです)。普段車酔いしない方でも、初めての遠出の時は持っていた方がいいかもしれないです。というのも、遠出する際、道の状態が良くないところを通るからです。

以前、交通ルールついて少し触れましたが、バスや乗り合いバン(遠出する時よく使う)のスピードが半端なく速い…。道の状態が悪くても飛ばすドライバーも多いので、とっても揺れます。

フィリピンの交通手段 留学中、試してもらいたい〇〇とは
昨日は公共交通機関のストライキで、息子の小学校が休校になったため、家族水入らずで過ごしたLumpia(るんぴあ)です。

酷いときは、何かのアトラクションか?!というくらいお尻がボンボン飛び跳ねることも(シートベルト、絶対!後ろの長い席は通路に転がる危険があるので避けた方がいいです)。現地の人でも酔って吐いたりしてるの見たことあります。カワイソウ…

Meclizine HCL(塩酸メクリジン)

メクリジン

メクリジン

12歳以上の子供~大人用は(塩酸メクリジン25㎎)を旅の30分前に1~2錠服用。効果は4時間。6~12歳の子供用は12.5㎎の商品がある。店頭で問い合わせてください。

Meclizine HCL(塩酸メクリジン):制吐効果をもつ抗ヒスタミン薬のひとつ。

絆創膏

絆創膏もあります。日本みたいに、サイズは豊富ではありません。キャラクターものもありますが、日本ほどのバリエーションはないです。

絆創膏

絆創膏

軟膏

軟膏系もタイガーバーム(日本で売っているメンタームみたいなやつ)やヴィックスなどがあります。ワセリン(保湿用)もあります。日本で売っている特殊な虫刺され薬などは見かけないので、必要であれば持参したほうがいいです(海に行く場合はクラゲにも対応している虫刺され薬などがよいと思います。)

タイガーバーム

タイガーバーム

女性用ピル

女性用ピルは、何種類かあるようです。低用量ピルと緊急避妊ピルが薬局で買えます(日本に比べると破格値に安い)。私はもともと、PMS(月経前症候群)対策のため数年前から低用量ピルを服用しています。フィリピンで服用しているのはこちらの「Lady(レディー)」という低用量ピル。

エチニルエストラジオール(30mcg)/レボノルゲストレル(150mcg)の1相性ピル(Lady)↓

低用量ピル

フィリピンの低用量ピル

冷えピタ

冷えピタもあります(個包装バラ売り)。薬局やスーパーマーケットにもあります。

体温計

体温計は持ってきたほうがいいです。売ってるけど、質の割に高いです..。

サプリメント

サプリメントはこちらにもあります(大人用、子供用ともに)。大人用は錠剤が主流、子供用はシロップまたはチュアブルタイプです。

前回お話ししましたが、私はこちらに来てから貧血が酷くなってしまいました。日本では食事だけで十分な鉄を補えていたようなのですが、食生活が変化したため鉄不足になったようです。大人用の鉄剤は錠剤なので問題ありませんが、子供用の鉄剤シロップは美味しくないようです。子供には日本の美味しいサプリメントを持ってきた方がいいと思います。

↑【グミサプリ鉄&葉酸】は噛み応えのあるグミタイプ。

↑【おやつにサプリZOO鉄+葉酸】は酸味のあるチュアブルタイプ。ポリポリしたラムネみたいな食感。

マスク

マスクもあります。使い捨てタイプは1枚から購入可能です。布製のマスクもあります(日本のガーゼマスクとは違い、布で出来たマスクです)。

年中花粉症マスターの私ですが、こちらでは植物に反応したことは…カモガヤ、ハルガヤのようなイネ科の雑草のみです。ただ、車が多く通る場所は空気があまりよくないです。排気ガスがすごい。なので、現地の人も酷い時はマスクをしたり、ハンカチで口を覆っています。喘息のある人は気をつけて下さい!

私はマスクを一枚ずつ買うのが面倒なので、日本でボックスで買ってきました。フィリピンでは珍しい立体マスク。試した人たちは皆、大絶賛していました!

虫よけスプレー

体につける虫除けスプレーは、こちらで買った方がよいです。日本のものはあまり効かない気がします(汗で流れちゃうのかな??)。OFFというクリームタイプの虫除けが有名です。ムラなく塗って下さい。ムラがあるとピンポイントで刺してきます…なぜか刺されやすい、私。

虫よけクリーム

虫よけクリーム

虫よけパッチなんかも一応売っています。

ただ、日本製のお部屋にするタイプの虫除けスプレーはとっても効きます
こちらにも蚊取り線香、電気式蚊取り(マットタイプと液体タイプ)が売ってますが、断然日本のスプレーが良い!!!!(楽、尚かつ効き目すごい!!!)

雨のシーズンには毎年、デング熱が流行します。ワクチンもないので(あるけど認可されていない)、予防がすべてです。デング熱についてはこちらの記事を参照にしてください↓

日本でも発生の危険が⁉ デング熱は蚊が運ぶ感染症
先日、感染症と免疫についてお話しましたが、本日は私がお話ししたかった感染症の本題。フィリピンでは一般的な感染症『デング熱』についてお話しようと思います。

虫されの塗り薬

こちらでは、日本にあるような液体タイプのものはみかけません。私は先ほど紹介したタイガーバームなどのメンソールが効いた軟膏を使っています。タイガーバームの説明書をみると、ほぼ何にでも効くって書いてある(笑)。
蚊がとにかく年中いるので、かゆいのが我慢できない人や、刺されやすい人は、日本の商品を持ってきたほうがいいと思います。

うがい薬

うがい薬は売っています。喉や鼻風邪が季節の変わり目に流行ります(ずっと夏ですが、涼しくなったりします。日本の秋くらいの気温。朝夜は寒いです。長袖必要!)。

Lumpia(るんぴあ)はのど風邪を引いた時に、日本のうがい薬でうがいしたりしましたがあまり効かなかったですね。アレは予防のためのもので、喉が痛くなってからでは遅いんでしょうね…。現地の人はこういう時、塩水でうがいするらしい…ということで、その方法を試したところ効きました!それから私は、何かあったらとりあえず里に従ってみるスタイルです。そういう意味ではうがい薬…いらないかも?!(笑)

目薬

目薬はありません。売ってないので、必要な方は持ってきて下さい。

現地の人によると、結膜炎がはやるシーズンがあるとのこと(暑い時期と言っていた…)。

結膜炎はうつるものもあるので、使い切りタイプの商品が清潔でお勧めです。それ以外にも、勉強やスマホでの疲れ目用目薬やアレルギー用目薬など…自分が普段使っている物はきちんと持ってきましょう!

病院、ちゃんとあります

心配しすぎなくとも、病院もちゃんとありますし、語学学校にも常備薬はあると思います。持病がある方(喘息やアレルギーなど)は、必ず薬を持ってきて、学校にもその事を伝えるようにしてくだいね。

ただ個人的には、常備薬は持ってきたほうが心の健康のためにもいいと思います。使わなくてもあるだけで安心します(笑)。

旅行の常備薬

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